SEED&Destiny 1
□あなたに口づけを
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ってか、こんなにお菓子ばっか食うから、普通にメシ食えないんじゃないか…?
シンがそんな事を考えているとも知らず、キラは片手でコンピュータのキーを叩きながら、もう片方の手はコンピュータの横に置かれたガラスの容器と口の間を往復していた。
丸っこく可愛い、金魚鉢のような容器には、小粒のキャラメルがぎっしり詰まっていた。
それはもう半分ほどになってしまっている。
「あの……キラさん」
「ん…もう少しで終わるから」
「いや、待つのは構わないんですけど…」
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