SEED&Destiny 1

□ある朝の小さな奇蹟
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「ふぁ〜」

「…すっげ欠伸」

「〜ぁあ。だってさ、お前らだって眠くね?」

そう言いながらも、ヴィーノはまた大きな欠伸をした。
それにつられるように、ヨウランも欠伸をかみ殺す。

ヴィーノとヨウラン、そしてシンの3人は、いつもより1時間早い電車で学校へ向かっていた。

その理由は──

「大体、たかがクラスマッチに力入れすぎじゃね? ウチのクラスってさ」


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