純愛人魚

□序章
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池袋某所…桜が舞い散る中を高校の制服を纏った男女が肩を並べて歩いていた。


「平助?どうしたの?」

「いや、夢みたいだなって思ってさ。こんなに平和な世の中でまたお前と出会えて、傍にいれる…」


あどけなさが残る少年少女は顔に似合わない達観したような表情を浮かべ笑い合う。


「…そうだね。私は平助が私を覚えててくれて、また愛してくれたことが本当に幸せだよ」


平助はさっきまでとは違う年相応の表情で桃香を小衝く


「それってオレがお前のこと忘れるって思ってたのかよ」

「…転生してから何年かは忘れてたでしょ?私は200年忘れたこと無かったのに」

「だ、それは…」


しどろもどろになる平助を桃香はクスクスと笑い、それを見てからかわれたと分かった平助も優しく微笑んだ







これは薄桜鬼と呼ばれた人間と彼に連れ添った女鬼の純愛の裏にあった、人魚の血を引く少女と元新撰組藤堂平助との時代を越えた恋の話









***
やってしまった…
薄桜鬼(×水の旋律)→デュラララな転生夢。だってやりたかったんだもん(笑)水の旋律は設定はおいしいのにメジャーじゃないし、やっぱり自給自足しかないかなって…まぁ華鬼でもよかったけど私的人魚ブームだったし
とりあえず水の旋律わからなくても分かるように書きますね!
皆さん水の旋律やってみてください私的に2がオススメです
 

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