銀色の世界〜約束
□ B
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「・・・っう・・・・・へんな感じ・・」
「ん?・・・どうしたのヨ?」
食器を洗ってる私の異変にソファーで愛読書を開いてたカカシが 気付き 声をかけてきた
「いま・・・お腹の中で動いたみたい」
「・・・・・へ?・・・・誰に」
「誰って、赤ちゃんしか居ないでしょっ!?」
「!?・・・・赤ちゃんって動くの?」
只今 妊娠7か月のいのは 旦那の発言に 少し呆れ顔
はぁ〜と溜め息を吐きながら洗い物も終わり 手を拭きながら ソファーに腰を下ろしながら
「ぅん・・・あっ・・・また動いた!!」
洋服を着てても判るぐらい出てきたお腹にカカシの手を持って
動いてる所へ持っていけば
「・・・・・あ・・・本当だ・・・」
ソファーからいのが座ってる前に腰を下ろしたカカシは 両手をお腹にあてがい
「なんか 不思議だな。このお腹の中にちっちゃな子供がいるなんて・・・・さ」
最後の方は言葉を詰まらせた
「ぅん・・・多分 此処にいるよって 教えてるのかも。 」
「ふへへ/// 可愛いだろうなぁ」
「ふへへって・・・・・・・当たり前でしょ 私達の子供なんだから」
「そーだよなぁ!!! 早く出てこい。・・あ・・・・名前どうしょうねぇ〜」
「名前・・・・」
二人で暫しの沈黙
「あっ!!・・・閃いたっ」
何やら閃いたらしいカカシは ニヤニヤしながらいのを見た
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