Sweet dream

□時間との戦い
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───10月8日…



本日、並盛中学校では盛大な
学校祭が行われていた。

出店・パーラー等、学校祭で行える事が
自由であったため市内の中学校の中でも
人気がある学校祭であった。






そんな賑やかな日に男が一人…
仲間とはぐれて道をさまよっていたのです。





      ☆

      ☆

      ☆





「十代目ぇええ〜!!!!!どこですか??!
十代目ぇええええ〜〜〜っ!!!」




くそ…人が多すぎて見つけらんねぇ…!!!

イライラするぜ…全く…






ふらふら歩いていれば見つけられる
だろうという単純な考えでしばらく
出店をまわってみたが…





知ってる奴 誰1人見つけられなかった。





アホ牛あたりだったらすぐに
分かる気もするんだが…。





どこを見ても人、人、人…。





見つかるもんも見つからねぇ訳だ。







十代目の居ない学校祭なんて
学校祭なんかじゃねぇえっ!!!




この際、俺は不参加でいーよな??










だが、学校祭に出席した証拠を残すために
どうしても閉祭式には参加しなければならなかった。



それを理由に俺は人目のつかない
所で閉祭式の時間まで仮眠をとる事にした。



確か…使っていない教室が
学校の3階にあったはずだ。







俺は何の迷いもなく、階段を上り
真っすぐ目的地へと向かった。






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