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□赤い糸 後編
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「やっと落ち着いたか…//」


「ハルの心臓は爆発寸前ですけど//」





んなの、
俺も一緒だっつの//





「…で?
何がどうなったら
いきなり全速力で
そんでこんなとこで大声で告白して
クリスマスパーティーが…とか言ってんだ?」


「それは、ツナさんが…
獄寺君がクリスマスなのにハルとふたりっきりで過ごせないのが嫌で
拗ねて駅前の方に行っちゃって…;;
なんか泣きそうな顔してたし、
早く行ってあげないと別れ話とか持ち出されちゃうかもよ?
って教えてくれたからです」





……十代目;;





「それ、色々間違ってっから。
ってか少し考えればわかるもんだろ?」


「はひっ!?
そうなんですか!?」


「まず、俺は泣きそうな顔してねぇ」


「た、確かに獄寺さんが泣くだなんて
超レアですもんね」


「レアって…;;
それに、どうしたら別れ話にまで発展するんだよ」


「えっ…じゃあ…」


「俺が別れたいなんて言うはずねぇだろ、アホ」


「…よかったです」





そう言って胸を撫で下ろすハル。
って、マジで切り出すのかと思ってたのかよ!?
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