のべる
□正夢
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「とか、あとは獄寺さんが消防士さんで…
でも、自分の吸ってたタバコが火元になって
まさかの火事になってしまい
残念ながらリストラっていうのも見ました」
「夢のなかの俺、
かわいそすぎんだろ…」
「まぁ、つまり
獄寺さんにはマフィアが天職ってことですよ」
「そりゃどーも。
…で？
そんなくだらねぇ夢の話をするために来たわけじゃねぇんだろ？」
「え…」
んなの顔見てりゃわかるっての。
「で？
本題はなんなんだよ？」
「…ばれてしまってはしょうがありませんね。
実は…
さっき見た夢の内容なんですけど
本当は……
もしも獄寺さんが
不器用ではなく甘えん坊な性格だったら…
って言う内容だったんです」
「…甘えん坊？」
「はい!!
ずーとハルに抱きついてて
ハルが放そうとすると
よりぎゅって抱きついてきて…
それから、
気が付くとハルの後をとことこついてきて
何か物欲しそうに
上目遣いで見てきてると思ったら
ほっぺにキ…」
「だｧｧｧ!!//
わかったから。
わかったからもうそれ以上言うな」
想像しただけで
もう顔から火が出てきそうだ。