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□以心伝心
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「あ、テストですか?
テストは大成功でしたよ。
なんか学年で10位以内に入っちゃいましたし」
「そりゃすげなぁ;;」
やっぱり完全にこないだのは口実だったんだな;;
…ちょっと待て。
今こいつ、
『あ、テストですか?』
って言いやがったか?
ってことは、テストで喜んでたわけじゃねぇのか?
「おまえ、なんかいいことあったのか?」
「よくぞ聞いてくれました、獄寺さん。
実はハルの勘があたったんです」
「勘…?」
「はい。
今日、獄寺さんがハルに会いにくるっていう勘です」
「意外だな。
お前の勘なんてぜってぇ当たらねぇと思ったけどな」
「失礼な!!
ハルの勘は的中率100%ですよ?
今まで外れたことがありません」
「それ、もはや勘じゃなくて未来予知だろ?」
「はひ?
じゃあ、ハルの未来予知は的中率100%なんですよ」
「いや、そういう意味じゃねぇよ;;
ってか、そんなすげぇ勘があるならテストとかも楽勝じゃねぇか」
そのご自慢の勘で山をはりゃ一発だろうからな。