のべる
□きゃっち あ こーるど 1
2ページ/7ページ
…─10分後─…
「メール、来ませんねぇ。
電話してみましょうか…」
──プルルル
──ただ今、電源が切れているか…
「な、なんか嫌な予感がします…」
ハルは急いで獄寺さん家に向かいました。
──ピンポンピンポンピンポーン
「獄寺さーん?
ハルですよ。
開けてくださーい」
…シーン
やっぱりなんかおかしいです。
ハルは、こないだ獄寺さんにもらった合鍵で獄寺さん家に入りました。
「獄寺さ〜ん?
お邪魔しますよ?」
…静かすぎます。
まさか、獄寺さん外出中…
「獄寺さん!?」
獄寺さんは、リビングで携帯を片手に握りながら倒れてました。
「獄寺さん!!
大丈夫ですか!?」
「…ハ…ル…」
辛そうにうっすら目を開けた獄寺さん。
すごい汗です…って、すごい熱です!!
こんな高熱じゃ倒れちゃいます。
とりあえず頑張って獄寺さんをベッドに寝かせました。