のべる

□いんざどりーむ
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──ピンポーン





「はひ?
こんな朝早くから誰ですかねぇ?」





まったく、ハルのスリーピングタイムを邪魔するのは誰ですかね?
寝呆けた眼をこすりながらインターホンのボタンを押しました。





「はーい。どちら様ですか?」


「……俺だ」


「獄寺さん!?」





インターホンごしに聞こえてきたのは愛しい人の声。
その声に一気に目が覚めたハルは
大急ぎで玄関を開けました。





「獄寺さん!!」


「ばっ//抱きつくなって//」





ハルはただただ嬉しくて。
だからそんな獄寺さんの言葉に
頬を膨らませて反論します。





「いいじゃないですか。
…もうどれくらい会ってないと思ってるんですか」


「…まぁ、確かに久々だもんな」





獄寺さんはそう言ってハルのことをぎゅっと抱きしめてくれました。
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