‡気象短編:裏〜激裏‡
□ある意味これも革命
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「ちょー腰痛てぇー…」
ベッドにうつ伏せになり枕に顔を押し付けたまま、翔さんは唸るようにそう呟いた。
「ごーめんなさいって。んな激しくしたつもりはないんだけどね」
素っ裸のままの背中は、しなやかに細くて真っ白。
これがついさっきまで俺に突かれて喘いでた人。
「…………まさかお前に掘られる日が来るなんて夢にも思わなかった…」
「俺も。まさか翔さん抱く日が来るなんてね〜…。あんた硬そうだし、抱くんなら断然智でしょ」
「……否定はしない」
「でしょ?」
のろのろとした動作で起き上がった翔さん。
面白くなさそうな表情で俺を斜に見た彼は、そのまま口を尖らせた。
「んじゃなんで抱いたわけ?」
「そこに翔さんが居たから?」
「お前ソコに山があったからみたいな言い方ヤメろ」
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