‡気象短編:表〜軽裏@‡
□誰より一番君がすき。
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A視点
「……どーいうつもりか知らないけど……いい加減、キレていい?」
松潤が出て行った後の楽屋の扉を見ながら、ニノはしかめっ面でそう言った。
まぁね、確かに最近小栗くんよく来るなって思うけど。
「まぁドラマも映画も一緒だった訳だし……仲良いのは分かるけどさ?」
「なんか……面白くねぇな」
翔ちゃんとリーダーも面白くなさそうな表情でニノの言葉に頷いた。
もちろん俺だって気分悪いよ?
だって松潤の事大好きだし。
なんて悶々と考えながらふと時計を見上げた。
「ねーねー松潤遅くない?」
「相葉さんに言われなくたって分かってますよ。出てってからもう20分以上経ってんだから」
「えっ…そんな経ってんの?」
そこまでちゃんと見てなかったや……。
でもそんな経ってるなら余計モヤモヤするじゃん!