『瞳…』

□Buenas noches
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「なぜって…それは…」

ユラさんと呼ばれた占い師さんは、ゆっくり座り直すと、アッシの顔を見た。

「長く続いた争いを終わらせて、平和を得るために決まってるじゃないの」

「戦いは!!!」

「なあに?お嬢ちゃん」

「新たな戦いを生むだけだと思いますケド」

「まあ…。生意気ねえ」

「…なんなら…、今ここで、歌いましょうか?」

アッシは、ユラさんに向かって両手を広げ、大きく息を吸った。
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