『瞳…』

□二の腕
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「あ、ごめん」

掴んでいた腕から手を離すと、私はトウコの隣に腰かけた。

…何を話す?…。

私たちの他に誰もいない稽古場は、ほの暗く、昼間よりもずいぶん広く思える。

ここで、

これから、

いろんなことを、

いっしょに…
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