夢小説
□おめでとう!おめでとう!を君に。
1ページ/3ページ
『政宗ー、誕生日いつ?』
『Ahー?知らねぇよ。つか、そんなもん覚えてもねぇ。』
と、とある日の私と政宗の会話。
(勿論この後ケンカに発展しました。)
自分の誕生日を忘れたなんて奴普通いるか?!いないでしょ、普通。
その日から私は調べ始めたのだ。
あらゆる手を駆使して…!!!
ふふふ、今の個人情報の流出を甘く見てはならんぞ、政宗。
それに私には知る権利というモノがあり、なんせあなたの彼女なのだから!!!この名を使えば、なんのその!
そして、政宗の誕生日…今日に至る。
今日は調度、学年出向日というモノで。
暑い中、学校という一部屋に人が沢山集まる教室に行かねばならない。
面倒だが、今日は違う。
計画では、政宗の喜んだ泣き顔、もしくは笑顔を見る!
あの俺様敵無しの笑顔では無く。
そんな顔を見たい一身で学校に出向いたのだ。
計画は、出向日の学校の予定がすべて終わった後だ。
何も知らない政宗の顔見ると、ついつい顔がにやけてしまう。
「おい、何ニヤけてんだ。」
「え?いやあ………何も?」
.