Parallel novel
□ひめ?姫?ぱにっく!?
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「よっ! 遊びに来たぜ」
そう言ってきたのはディーノだった。
それをすっごく嫌そうに見ていたのは恭弥と骸だった。
「帰れ、今すぐに」
「僕の目の前から消えてください、アホ馬」
「いや……跳ね馬だから…なんだよ久しぶりに遊びに来たのに冷てぇーな」
「「呼んだ覚えはない」」
「ハモるなよ……」
実は恭弥と骸はディーノのことが好きではなくいつも言い争いが始まる。
そしてその時だけ恭弥と骸の息がぴったり合う。
「あれ…… ディーノさん?遊びに来たんですか」
ツナがそう言うとディーノは嬉しそうにツナに抱きついた。
「ツナ!!お前だけだ!俺が来たのを歓迎したのは!」
「そうなんですか?」
そう言いながら抱きついていると後ろからどす黒い殺気がした。
「いい加減……ツナから離れなさい……跳ね馬…」
そこには三叉槍を構えた骸が立っていた。
「おっ……おい……骸?」
「輪廻に堕ちろ」
そう言って骸とディーノの戦いが始まった。