Parallel novel
□こどもの日?じゃなくて恭弥兄さんの誕生日なんですよ……
1ページ/9ページ
5月4日
並盛デパートにて
「ツナ、綱吉決まりましたか?」
「骸お兄ちゃん!」
「まだ決まってない」
そう言って綱吉はまた売り物をみだした。
「今日中に見つけないと間に合いませんからね」
今、骸達は恭弥の誕生日プレゼントを探しに来ていた。
5月5日は恭弥の誕生日だからだ。
今日は恭弥は一緒に来ていないので堂々と選べる。
何故来ていないかと言うと
『レポートが終わってない』
という理由だった。
心置きなく選べると思ったのだが……
3人は困っていた。
何故なら恭弥の欲しい物がわからないからだ。
滅多に何が欲しいなどとは言わないからだ。
それにあったとしても自分で買ってしまうことの方が多い。
だから骸達は困っていた。
何をあげればよいか……