短編

□相合い傘
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 ザァー..ザァー..


 『あーあ…天気予報見るの
 忘れてた…』


 傘を持ってない… 運が悪い。


 『もう誰もいないよね』


 そう。 国語の補習だった。
 坂田先生が私が一番馬鹿だから
 1人で補習って…(怒)



 『そうだっ!!坂田先生に
 入れてもらおっ!』



 行こうとした.だが誰かに
 手を掴まれた―



 「何やってんでィ」


 その声は、 沖田総悟だった


 『あ、総悟くん。いや、あのね、
 傘忘れちゃったからさ。うん』


 「じゃあ入りなせェ。送ってく」


 『いやいやいやいや、駄目だよ!
 狭くなるし、ね?』


 「そんなに俺と入るのが嫌なんですかィ?」


 怖っ!! 怖いよ!目が…!


 「入らせてもらいます…」


 「へぃ」



 でも…―――














 嬉しいかも…






 相合い傘
 (おじゃましや―す)
 (えぇえぇ!?あがるの!?)





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