〜SACRIFICE〜
射干玉(ヌバタマ)の
深き宵山 眠りしは
淡雪に添いとげし彼の人と
誰(タレ)そ知らぬものなれぞ
絶えぬ水面と野の花と
千代に八千代に眠るると
今ぞ願う我が心
(何処までも続くあの深い闇の山には
今は儚く消えたあの人が眠っているなんて、誰も知りはしないだろう。
私はただ、枯れない泉と花に囲まれながら
あの人がずっと心安らかに、眠っていてくれればと祈るばかりなのだ。)
※上記の和歌や訳はあくまで管理人の自作によるものです。
細かいことは気にせず、またつつかずにお願いします。
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