歌劇とあなた

□Hello new world
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一次審査がついに終了した。


ザックとは、メルアドと電話番号を交換して、帰り際に少し話した。








そして、タクシーで帰宅。











教会の立派な閉じている門を少し開け、自分が入れる程度のスペースを作る。

そして、薄暗いドアまでの道を歩く。

その間、審査でのことがぐるぐるぐるぐる頭の中をめぐる。


そして、ドアにたどり着くと、

「はぁあぁ。」

大きく溜息をついた。

多分、ホッとしたんだと思う。

「あ、お帰り。」

「うわぁあ!!」


ドアを開けた瞬間現れたのは、若山さんだった。


「なによー、そんなに驚くことないじゃない。」

そんなこと言われても、、



「それで?どうだった?」

「変な金持ちのブリッ子が居たわ。あんなのだけには負けたくないわね。」

「わぁ、珍しく名無しさんが怖いのね。そんなに酷い子だったの?」


それはもう!!


そう言ってから、中に入る。

子供たちをお風呂に入れる時間ね。


取り敢えず、自分の部屋に行って服を着替えてエプロンをつけようかな。

二階に上がって一番奥の部屋に行くと、私の部屋がある。


二階は手前になるにつれて年齢が小さくなる。

となりがヴァンの部屋。


クローゼットには服で、隣にはタンス。

ジャージに着替えて、タンスの一番下の段にあるエプロン入れから、エプロンをとって付ける。



「やっぱりこれが一番落ち着くなぁ。」

ポツっとつぶやいて、とっとと一階のベビールームに行くと、ヴァンと若山さんが最近入った一歳以下の子供達を二人ずつお風呂に入れていた。


お風呂といっても、縦と横が一メートルくらいの大きくないお風呂。


「ヴァン!」

「姉さん!遅かったな!それよりはやく手伝ってくれ!」

声からして大変そうだ。

さて、始めよう。


手始めに、お風呂から上がった赤ちゃんのやわらかいタオルで拭き、おむつをはかせて服を着せる。

6人目がおわったところで、ヴァンと交代。


お風呂に入れる赤ちゃんは、まだ首がすわってないから、頭と背中とお尻を支えてお風呂にいれる。


すると、口がおちょぼ口になる。

「あ^^可愛いなーまったく。」

気持ちいいのか、反射的にそうなってしまうのだ。

これがなんともかわいくて仕方ない。

そして、ウトウトし始める前に体を洗ってお風呂からあげ、そっとヴァンに渡す。


「よっし!あといっぴきぃ^^」

ご機嫌な若山さん。

赤ちゃんがいっぱいで大変でも、この気持ちよさそうな顔を見ると、うれしくて堪らないみたい。

「ほーらサラー^^どーしたのぉ^^あらぁ可愛いー^^」

若山さん。。。


猫なで声になってる^^;

まぁ、でも大体いつもあんな感じ。

髪が黒の天パの子とか、金髪のストレートとか、茶髪のゆるい天パの子とか。。。


可愛い。。。
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