雑多

□責任取りましょう
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なにこれ、なにこれ、なんじゃこりゃ。


なんで私の部屋に片思い中の上司がいるんだ。なんで上司が私のベッドにインなんだ。そしてなんで私もベッドにインなんだ。


落ち着け、よく思い出せ。昨日は仕事の帰りに上司率いるマスタング組で飲みに行って、酔って…酔って………、ダメだ。


成人して一夜を共にベッドでやることといえば一つしか思い浮かばないから。ホントシャレになんないから。


好きな人だとしても順序というものがございません?まだ告っても、き、キスもしてないんだぞ?



「…ん、あぁ、おはよう大尉、起きてたのか。」

「お、はようございます。」

…………やばいです。我が上司はお目覚めの模様です。非常に反応に困ります。


「あの〜、昨日何かありました?」

「覚えてないのかい?」

「い、いや、覚えてないというか、」

「……そうか。」


え、何その悲しそうな顔。私いけないことしましたか。


「た、大佐あの、」


「昨日は私を求めあんなに、」

「言うなドアホーーーー!!」


…はっ!つい殴ってしまった。


「すいません。取り乱して…。で、今のは本当ですか。」

「嘘を言って何になる。」

「そうですか、では…」


私は腕をバキバキ鳴らす。真実ならばやることは一つしかない。


「た、大尉。落ち着きたまえ。」

「問答無用です。」


私は大佐につかみ掛かり手をしっかり握った。


「責任とります。結婚してください。」

「…………ぷ。あははははっ!!」


「なんで笑うんですか!?」

「ふは、す、すまない。さっきのは冗談だ。」

「……は?」

「昨日は酔い潰れた君を私が送っただけで手だしはしてないのだよ。」

「…大佐、殴れば記憶って消えますよね?」

「だ、だから落ち着きたまえ。」

「落ち着いてられますかっ!大佐の卑怯者っ!今のプロポーズはむこ、」


私がジタバタしてると両手を捕まれ唇に柔らかい感触、視界いっぱいに大佐の顔。


「〜〜〜〜っ!?」

「無効とは言わせんぞ?このキスの借り、きっちり返してもらうからな。」


本当にこの人は卑怯者だ。







異常に長くてすいません。
内容ベタベタですしorz
でもベタ好きだからいいもん!ベタ万歳!!



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