逆裁王国パロ

□鮮血の落涙
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登場人物

レイジ(ハーフドランパイア)
本名マイルズ・レイジ・エッジワース。
かつて、リヴァーシア村を含む山岳地帯を領地としていたエッジワース家の末裔。
ドランパイアである父と、人間である母を持つ(二人は天寿を全うして逝去)。
半分人間であるが故にドランパイアにしては成長が早い(人間とほぼ同じ)。

リューイチ(人間)
本名フェニックス・リューイチ・ライト。リヴァーシア村に住む青年。
ミアに導かれて教会に通う。
周囲には秘密にしているが、幼い頃ドランパイアにまつわる『不思議な体験』をしたせいか、ドランパイアに少し親しみを感じている。

ゴドー(人間)
本名不明。
将来を誓った愛しい人・ミアをヴァンパイアに殺されて以来、ハンターとして生きる事を決意した。
故に、ドランパイアやヴァンパイアを必要以上に憎み、執拗に追い詰める。

ミア(故人)
ゴドーと将来を誓った女性。
村唯一の教会にいたシスターで、リューイチを教会に導いた事がある。
ヴァンパイアに殺された。

種族

ドランパイア(銀の鬼、不死鬼)
普段は隠しているが背中に翼があり、髪と瞳が美しい銀色で端正な顔立ち、基本的に不老不死等の点以外は、人間と見た目はほぼ同じ。
鬼としての性なのか突如襲い来る吸血衝動を、強靭な精神力で抑えながら生きなければならない。
理性も感情もある為、まれに人間と結ばれるが、互いの命を削る為長生き出来なくなる(不死性を失う)。

ヴァンパイア(赤い鬼、吸血鬼)
ドランパイアが吸血衝動に負けてしまった成れの果ての姿。
生者のみならず、死者の血すらも求める事があるという汚れた存在。
一人の生者から13回吸血行動を繰り返すとヴァンパイアへ作り変えられるが、大抵は途中でグールに成り下がる。
理性は一応あるが、感情はほぼ皆無。
人間を『食料』と考える為、結ばれる事は無い。
定期的に血を吸わないと老化し、以前吸った血が体内で腐り死に至る(老化しても、吸血行動を繰り返す限り不死。)

グール(闇の鬼、人喰い鬼)
ヴァンパイアが死体から人間の肉の味を覚え、血より肉を求めた者の成れの果て。
または、吸血を繰り返された人間が成り下がった者(大部分は元人間)。
不死性も理性も無く、人間の生命力に一番近い。
ヴァンパイア同様、人間を『食料』と考える為、結ばれる事はまず無い。
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