貢ぎ物

□弁護士と検事の秘め事
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FLU-allianceの管理人もんた様に捧げたイラストべす。ss付きで(笑)

法廷が一段落したため、成歩堂と御剣は《弁護士と検事》の肩書を捨て、恋人同士としての甘い時間を、こっそりと過ごしていた。
「ん…///」
御剣からの柔らかくも激しい口づけに、鼻にかかる甘い吐息を漏らす成歩堂。
地裁の控室に、防音設備は望むべくも無い。
リップノイズさえ外に聞こえはしないかと危惧しつつ、二人は夢中で互いの口唇を味わった。
「は…ぁ…み…御剣ぃ…」
息継ぎの為に離れると、紅くぽってりと色付いた成歩堂の口唇は、熱い吐息と共に愛しい恋人の名を紡いだ。
「成歩堂…!」
再び互いの口唇を味わおうと、顔を近付けた瞬間…

『御剣検事−!何処っスか−!?』

辺りを憚らない武骨な声が、成歩堂の恋人の名を不躾に叫びながら二人のいる部屋に近づいて来た。
「おのれ、糸鋸刑事…(怒)」
「あ…あんまり給与減らしたら可哀相だから、それはやめてあげて…ね?(焦)」
普段から御剣の心を捕らえて離さない黒目がちの瞳が、行為の激しさに潤んだ状態では、断るに断れない。
「君は…優しいのだな…」

でも、成の優しさが糸鋸刑事に向いたのが悔しくて、ちゃっかり引かれてたりして…公私混同はいけませんよ?御剣検事!
(笑)

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