ぷよお題

□妄想してますか?
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「………………。」


「…レムレス、さっきからシグ見たままずっと静かなんだけど。瞬き一つしないし、おとなしいと反って不気味だよ…。」

「もとより開いていないがな。それに普段通りの奴も充分、不気味だろうが。どちらにせよ不気味だ。」

「まあ…、確かにそうだけどさ。…うわっ、急にニヤニヤしだした!気持ち悪っ!」

(…以外にはっきり物を言うタイプなのだな…。)

「あ、凄く小さい声だけど何かぶつぶつ言ってる…。」

「シグ君、シグ君…可愛いなぁ…。きみの体操着姿は最高だよ。…え?今すぐ僕に食べられたいだって!?うふふ、お安いご用さ。じゃあそこのマットに横になって…」

「ネブラ!」

「…いったい!え、急に何するのクルーク!?僕は君相手にMになる気はないよっ。シグ君にならなれるけどね!」

「ごめん、レムレスの口から聞こえてくる妄想が気持ち悪過ぎてついね…。」

「ひ、酷いっ…。僕が妄想の中でシグ君とどんな事してようが勝手でしょ!?」

「お前には妄想の中でさえシグを恥辱に染めることは許さんっ!箒に跨がってさっさと家へ帰れ!」

「絶対にいや!家に帰るぐらいならシグ君のベッドの下へ潜り込んで一晩中可愛い寝息を聴き続けるよ!それではぁはぁしてるよ!」

「彗星の魔導士がはぁはぁするとか言うなよ。女の子のファンがいなくなるよ?」

「そうだ、戯言もそこまでにしてもらおうか。…シグのベッドの下は既に私の寝場所なのだ!」

「別に良いよ。僕にはシグ君さえいてくれればいいし!女の子なんかに興味ないし!あと魔物君、今日中に寝床のお引越ししてね。」

「断るっ!!」

「…確か魔物君さ、昨日掃除してたときにシグ君の虫を…」

「てやあああぁっ!!」

「ぐはっ…!」






「…クルーク、レムレスどうしたの?ぐったりしてる…。」

「あ、あぁ…。甘い物の食べすぎで体調不良なんだってさ。」

「そうなんだ。クルーク一緒に帰ろ。」

「う、うん。」





(きみの家のベッドの下には魔物が住み着いてるんだよなんて口が裂けても言えない!)



喋ったら直ちに殺されます。

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