詩
□贈物
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※題名に意味はありません
※自己満足です
※支離滅裂です
ヘタレヒーロー
物悲しい雰囲気を持つオレ…
哀愁漂うその姿…
皆にないがしろにされて…
友達も少ないオレ…
そんなオレは悲劇のヒーローさ…
だけどな…
老若男女を問わず…
優しい所、其れがオレの魅力の一つ…
哀愁を帯びながら読書する姿…
一枚一枚、頁を捲りながら…
フッと小さく笑うオレ…
そんなオレの知的な風貌…
オレ自身でさえ陶酔してしまう程…
孤独を愛し、多くを語らぬオレ…
そんなオレに皆溺れてしまえばいい…
いや、溺れているのかな…
もちろん、雨も似合う…
ふと降ってきた雨…
読み掛けの本を閉じながら…
雨音と共に溜め息を吐きながら…
一緒に憂いをも吐き出す…
様々な事に頭を悩ませ…
苦悩する日々を送るオレ…
そんなオレは…
切なく、哀しい涙が似合う…
不意に思い立ち…
外へと飛び出す…
冷雨が身体を打ち付ける…
道端に独り佇むオレ…
恍惚としながら、打ち付ける雨の感触を楽しむ…
顔にかかる雨も気にせず…
憂いを感じさせる微笑み…
雨は思い出させる…
あの日の事、辛い日々…
静かに目を瞑り、一言…
あの日に『ごめん』を…
うつ向きながら、伝えた…
(哀愁ってのは、憂い哀しむ心を持った
オレに似合う、一番いい言葉なんだよな)