新詩
□孤独
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誰かが言った
人など信じてはいけないと
いつか一人になり
孤独のなかで死ぬからと
分からなかった
死ぬとは何なのか
どこに行くのか
コドクとは何なのか
何も分からないまま
僕はきっと孤独とは無縁だろうと思った
だって、最初から一人で
此処にはだれもいないから
これは コドク ?
分からないんだ
人は僕に無関心で
信じるに値しなくて
だけど、何故かな
ココロが寒いんだ
暖かさなんて知らないのに
どうしてだろう
誰もいないから
誰も僕を知らないから
コドクな僕は
きっと何処までも孤独で
死んだって一緒だ
僕はコドクのまま
行かないで
誰かを呼ぶ、名前さえなくて
助けて
縋る相手さえ想いつかない
どうか、どうか
誰でもいいから
このコドクな僕を……
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