短編小説
□それぞれの休日
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その1〜まなかの休日〜
重苦しく、ピリピリした空気の中。
私こと道端まなかは、姿勢よく正座をしている。
『ではまず、みんなにはお礼を言いたい、今日は集まってくれてありがとう』
貫禄のある私のおじいちゃんが軽く挨拶をした。
『今日は我が道端組と、竹中組の最初の会合だ、みんなハメを外しすぎないようにな』
『オスッ』
強面のおじさん達が、元気に挨拶をした。
(はぁ……会合なんてなかったら遊びに行ってたのになぁ……)
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