短編小説
□私の歌が届くまで……
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「ご、ごめんっ、待ったか?」
息を切らせながら待ち合わせ場所に着いた。
「いや、今来たところだ」
パタンと本を閉じたとおる。
「そ、そうか?なら良かった………」
桜校祭が終わった後に、互いのアドレスを交換した2人。
それからマメにメールを出し続けて1ヶ月、澪はようやく『一緒に買い物に行かないか?』と言えたのだ。
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