☆STORY☆
□プロローグ
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チャンミンはよく取材でも、平気で女性の話をする。
若い時からこの世界に入っていて、女性との付き合いもあまりないからだろうけど…。
そんな話をファンは聞きたくないだろうに…。
だから俺はそのたびフォローを入れる。
さりげなく違う話をしたり…と。
本当は俺がそんな話は聞きたくないんだけど…。
だから違う話を振ったのに、家に帰ってもしきりにチャンミンは、
『今日の相手役の女優さんすごくキレイだった』
とか、
『キレイな女優さんとの仕事が増えて楽しい』
などと言って…、俺の心をかき乱すんだ…。
俺の気持ちも知らずに…。
無邪気な笑顔を向けて…。