☆SHORT STORY☆
□I think U know
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2月18日。
とても、とても大切な日…。
12時を過ぎたら…。
俺はお祝いの言葉を言いたくてしょうがなかったけれど、我慢して堪えていた…。
チャンミンは、お祝いの言葉を…何も言わない俺に不機嫌になっていたけど…
ライブの途中、
『I think U know』
この曲の途中、この歌詞を思いを込めてチャンミンを見つめて歌った。
『チャンミン、分かってるよな…?』
『俺がどんなにお前の事を想っているかを…』
その想いに気付いたかは分からないけれど、その後のチャンミンはとってもご機嫌で…可愛かった。
相変わらずの照れ屋でSっ気なチャンミンはたっぷりだったけれど…。
ケーキが出てきた後、会場でチャンミンの隙をついて顔中にクリームを塗ってやった。
チャンミンは自分の写るスクリーンを見て大爆笑。
その笑顔が、クリームにまみれていてもとっても可愛いんだ。
一度ステージから引いてクリームを落とし、またステージに戻って来ても、
ベタベタが気になるのか、俺が話しをしている途中、ペットボトルの水を頭に浸す。
パチャパチャと両手で髪を気にするチャンミンは、とても可愛くて抱きしめたくなる。
あのコントだって…。
周りは面白ろがっているだけだろうけど。
チャンミンが首に弱くて、俺には抵抗も出来ないのも知ってる。
だって、俺たちは…。
もう後戻りは出来ないから。
この先…どんなに君が抗おうとも、もう俺は引き返せない。
俺の側から離さない…っ。
どんな状況になっても…。
覚悟しておけよ。
俺たちは唯一無二の存在だって事を…。
愛してる…、チャンミン。