(・ω・)読む?
□ぼくたちの、非日常。
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「…き……ん…!」
(ん?何か聞こえますね…)
ギュッ―
「敷き布団…!よかったぁ…っ!」
「ちょ、ちょっと!どうしたのですか?」
「どうしたじゃねーよ!お前の干され方が悪かったから、落ちて気失ってたんだよ…っ!」
「そういえば…。」
「心配したんだから!もう…。お前がいなくなったら…俺…」
「いなくなったら…?」
「カタいベッドの上で寝ることになるだろぉ!」
「…はぁ……。」
「ていうのは嘘で、お前がいなくなったら俺ちょー悲しくて淋しくて生きてけないから。」
チュ―
「かっ掛け布団さん…っ!!」
「マジだから…。お前がいなくなったこと考えてマジでこわくなったから…。ちょっとだけこのままにさせて…?」
ギュ―
「……いい、ですよ…。」
「敷き布団…大好き。」
「……//// 私、も……好き、で…す。」
「…スー…」
「…?」
(ね、寝てしまいましたか…。私のことを付きっきりで看病してくださって、疲れていたのでしょうね…。)
ポン…ポン…
「ゆっくり、お休みになってくださいね。」
END
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