詩集
□そして気づいた
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なんでかな？
なんでだろ？
ふと気が付けば、君の笑顔を見てた。
君を追っていた。
いつも無邪気に笑ってる、その笑顔はいつもあたしの目に焼き付いて
君を想えば楽しそうな顔が浮かぶ。
いつからだろう？
君を見てたのは。
きっときっと、いつからだかわからない。
無意識だもの。
馬鹿で意地っ張り、だけど優しい君。
ねえ、この気持ちは何かな？
わからない、わからない。
人を想ったことなんてないもの。
あたしは無関心。
なのに君だけは違う。
ずっと見てた。
その度にだんだん、この気持ちは大きくなっていった。
そして気づいた。
これが“好き”ってことだって。
END