華美・朝倉財閥

□第二話:フリフリの二人。
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「んー……朝倉君たち?もうちょっと、静かに入れないかな?」

「「いや、めっちゃ静かに入ってきたと思ったんですけ ど。」」

「残念だったねー。十分うるさいよー」

「「あっちゃー☆」」





なんでしょう。この変人ぶりは。
その、「朝倉君たち」は、なんかフリルがいっぱいついた
ワンピースを着ています。これが、ゴスロリっていうの?

ちょっと、クラスのみんながざわついてます。



「ぇー。ちょっとカッコよくない?」
「違げーよ。あれは可愛いんだよ」
「えー?女の子?男の子?」
「どっちだろー。私は、金髪の子がいいー。」
「えー私は茶髪の方」






ほかにツッコむところは?!
服装はいいんですか?!
と、いうかもはや男の子か女の子か判別がつきません。





「んー……こほん……本日から6組に入った
 兄の朝倉夾君と、弟の朝倉涼君。自己紹介してあげて」




…………男なんだ………。





金髪の人(兄かな?)が、ぺこっとお辞儀をすると

「えっとォ〜……僕の名前は、「きょー」です。
 以前の学校では、日本遺産指定人物メイド、夾って
 呼ばれてました。よろしくロリw」






てめぇは、秋葉原の住人か?
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