Sky bule
□第1曲目
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「優希ちゃん、どうしたの?ぼーっとして」
と、顔を除き込んで尋ねた。
話してかけられた優希は、ビクッと!!肩を上げた。
「はっ…はい!!なんですか」
優希は驚きを隠せないような声をあげて返事をした。
「いや、ずーっとぼーっとしてたからさぁ。大丈夫かなぁと思ってさ」
「すいません…」
少ししゅんとした表情で優希は謝った。
「いいよいいよ。私もいきなり話しかけてごめんね」
麻奈美は優しい声で優希に謝った。
「そっ…そんな麻奈美先輩は何も悪くないですよ!私がぼーっとしてたのが悪いんですから。」
麻奈美が優希に謝ると、優希は両手をブンブンとふって自分も、麻奈美に謝った。
「よし、じゃあ作業続けよっか。」
「はい!」
2人は再び筆を持ち作業を続けた。