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□After another story
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ボンゴレ敷地内の裁判所にフェオはいた。
先日のスタークファミリーの雨の守護者誘拐事件についての弾劾裁判を受けているのである。
裁判所には異例なことだが9代目もいた。

読み上げられた内容について、何か違うところはないかと聞かれたので、問題ないと答えた。
ディガスに唆されたとはいえ、自分がやったことだ。
やったことに対して後悔はしないようにしている。
どんな罰でも甘んじて受ける覚悟だ。
しかし改めて他人の口から自分のやったことを聞くと、これほど手ひどい裏切りもないなと思った。
ただ一つ、ここまでのことをしておきながら甚だ矛盾しているのだが、どうしてあの時に9代目を裏切ることになることを思い至らなかったのかが不思議だった。
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