今夜も失っていく
ベッドで舐めずり股(あし)を開きむさぼる

誰かの情熱に対し理由なき消火
哀しみを片手に
どれ程の涙を
「そのままのキミがいい」
そう言った男さえも
もう嫌で… もう嫌で…
女豹と化す

どれだけ私の心に
悪びれた小人が潜んで
どれだけ私の心に
臆病な それでいてエロく優しい姿

軽めの朝食でさえも吐き気をもよおして
血液は受け付けず
下腹部を流れる
このままでいい
そしてもう誰も近づくな
この部屋で終わりたい
女豹の性

無限の快楽に
この身はとろけそう

「目覚めた時あなたがいてくれたら」なんて
人より5年早く経験してきたわ
デタラメな人生は
いつも孤独を纏う
分かってる… 分かってる…

誰かの情熱に対し理由なき消火
哀しみを片手に
どれ程の涙を
「そのままのキミがいい」
そう言った男さえも
もう嫌で… もう嫌で…
女豹と化す

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