限られた自由の中で生きていける滅びゆく世界を見ていたいと思う
「あるがまま」人は何回そう唱える?そんなもの とうに分かりきった事だろう
時代はもうちょっと夢を見るべきだろう
最近湿っぽくなる俺はそう呟く
珍しい事だって たまには起こるだろう

*孤独を前に別々生きていくと決めたその時から
ただ少し遠く景色を見る全てを越えて探す場所へ
この身は尽きて物語の脈絡は今も胸に眠るもう誰も探すな

手に入れたもの全て飲み干した後そしてまた喉の渇きは来るのだろう
身の振り方をいつか決めるのが怖くて誰かの言い分を露骨に否定する
愛憎を少し愛しく想えた時
それもまた己自身が愛憎だと
目に見えぬ時勢を東の空に見る今更止められない せめて無事を祈る
汚れと引き換えに強さを得た彼に時計を落とす彼女達の人生は
多分ここにはない
だけど笑う事も誇る事もここで少しあったのかな
今も昔も男達は女を求めてバカをやる少し自分を恥じた
俺は一体何を話したいんだろ偽物の情などは使わないと約束する
人は誰しも忘れられる事を一番の不安にあげる
そう強い人も弱い人も それは大切な事
あの日見たもの切なさに変わってく事で報われるなら今涙流したい
*繰り返し

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