「なぁ、細いけど長く手を繋ぎ合える恋の方がいいかな?
あ、別に今 俺達の事を言ってる訳じゃないから…うん」

決して互いの幸せを願う終わり方なんかじゃなかった
あなたを手放すのが本当に怖かった
普通の別れ そこに特別な二人の出来事があったなら
一緒に大人になれた事が嬉しかった

※誰かといた一年よりも
あなたといた一日がとても輝いていた
俺はいつか あなたといた三年よりも
誰かと歩む生涯を幸せに思うだろう

そう俺はずっと
あなたの事だけ考え暮らしてる訳じゃない
もう仕事とか
背負ったつもりで過ごしてる
それでも時々は…

あなたは幸福にも似た孤独を教えてくれた人だった
多分知らず知らずそれがあの人らしい
そろそろ俺も自分で幸せの矛先変える事をやめ
両側にあるもの
それだけを大切に

短くても通った景色を覚えておこう
そう思った二年半前
その景色は今も覚えてる でもやっぱり
その頃の俺だけは
いまいち思い出せない

俺が誰かを愛してた頃
世界は確かに青色だった

許されずに生きる事よりも
許されても消えない罪の方が辛い
悲しみには逃れる事のできないものと
なんらかの幸せで満たせるものがある

※繰り返し

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