六つ目の物語
□第27憑目
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信楽を俺のベッドの上に寝かせ、机の上に置いてあった携帯を開く
バイト先に電話を掛けると直ぐに店長が出た
「もしもしアイト店ですか?
……あぁ、実は親戚の子供をかずかってて、それで休める日でいいのでバイトを休ませて………はっ!?いや、そんなっ……だから…!…………ブチッ」
…………
…大変な事になってしまった!
嫌だよ、俺
店長いつも突拍子もないこと言うが、今回はそれを越えてるって!
コックリに相談しよう
コックリを探し、コックリを見つけると、狗神に手を焼いていた
「あおーん!わがきみー!」
「ああ!どうやったら泣き止むんだ!」
「…」
思った以上に狗神に迷惑掛けられているな…
こりゃあ信楽を預けるのは可哀想だ
はぁ、店長の行った通りにするか
ごめんな信楽
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