六つ目の物語

□第18憑目
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市松家に建つ蔵の中を掃除しようと入ったコックリだったが、蔵の中は呪いグッズだらけでコックリも呪いにかかってしまった
呪いは性別変換で、呪いを解く方法はわかっているものの教えない俺
さて、コックリは男に戻る事が出来るのか…!

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こういうあらすじを一回言ってみたかった

だってあらすじを読む人って大物声優やナレーターが多いじゃん
あらすじを聞いておー!とか言っちゃうときあるし


と心の中で誰かと話しながら俺は風呂場で髪を洗う

また髪伸びてきたな。切るのメンドイな…
コックリなら器用そうだし、切るの任せようかな

泡立った洗剤をシャワーのお湯で流し、ボディーソープを手にとる
リンスなんてメンドイし、どうしてつけるのかもイマイチわかんないしつけなくてもいいだろ

ボディーソープを身体を洗うタオルにつけ泡立てる

身体を洗っていると、可笑しなことに気がついた



俺、太った?



乳首の回りが膨らんでいる気がする
恐る恐る触ってみると柔らかい…

だが、太った人みたく胸全体が脂肪が付いてる感じではなく、女のようなオッパイみたいな乳首の周りが丸く膨らんでいるような…



そこで俺は気がついた

慌てて下半身を見るとあったはずのものが無くなっている


…っ

これはもしかしなくても…



「ぎゃあぁああぁぁあ!!!」




思わず叫んでしまったのは仕方がないと思う




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