六つ目の物語
□第14憑目
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コックリがこひなの学校に化けて通い出したらしい
コックリは女子にモテるようで、こひながトイレから戻ると女子に囲まれていたんだと
次の日には狗神が通い出した
狗神は全く妖怪ということを隠さないので大変だったらしい
いきなり女体化するわ、犬耳をそのまま犬耳だと宣言したり…
それにキレたコックリは自身の妖火で狗神を燃やした
「…壮絶だな」
「コックリさんのせいで、余計に遠巻きに見られるようになってしまいました」
何してやがんだ、あの役立たず
余計こひなに友達が出来ないような状況にさせるとか許すまじ…!
しかもこひなと一緒に授業出来るとか羨ましい
取り合えず二人には灸を据えるか
次の日、泣いてこひなに謝るコックリがいた
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