海賊b
□つながり
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『ドフラミンゴ様、次はいつ来てくださるの?』
「アン?」
情事後のまだ熱をもつ肢体をドフラミンゴに絡ませ、彼の無骨ながらも美しい手をとり厭らしくなぞる。
その手が指が、先ほどまで自分の体を弄っていたのかと思うと、また身体が火照ってきた。
『いつも突然いらしては、おもてなしひとつも出来ませんわ。』
「フッフッフ!お前はいつも身体でもてなしてくれるじゃねェか。」
『もう、ドフラミンゴ様ってば。』
ドフラミンゴの胸元に頭を預ければ、彼の呼吸に合わせて大きく膨らむのが分かる。
『今日も、泊っていってくださいね。』
「そのつもりで来たんだ。」
『まあ、嬉しい。』
彼は月に一度だけ私の元を訪れる。
しかし恋人のそれとは違い、彼と私のつながりはセックスだけだ。
ある日突然ドフラミンゴに関係を迫られた。彼は一度交わった私の身体を気に入ったのか、それから何度も身体を求められた。
私も段々と彼に夢中になり、今回が何度目のセックスかもう覚えてもいない。
これが彼の思惑通りだとしたら、なんて堕ちやすい女だったのだろうと蔑まれてしまうかもしれない。
「淫乱なお前にゃ、まだ足りねェだろ?」
『あ、』
私の秘部が、彼の指を濡らす。
「フフフ!フフ!おれの体にしがみ付いて欲情してたのか?びしょびしょじゃねェか。」
『ド、フラミンゴ様、っあん、』
わざとくちゅくちゅと音を立てて、表面をなぞられる。
サングラスの奥に見えた彼の妖艶な笑みに、この関係の終わりが来ないようにと願った。
(あなたとの繋がりはこの身体だけ。)
それでも私はあなたのことを、