海賊b

□CP9
1ページ/1ページ







「おい、くま」

「セクハラです」

「え!?別にカリファ呼んだわけじゃないのに!?」

「存在がセクハラです」

「ふお!?」

『長官、何?』

「あ、ああ、くま」

『なんか用?私超忙しいからさっさと用件言ってよね』

「片手にアイス持って言うなよ。てか勤務中だぞ!」

『用件用件』

「・・・あ、用ってのはだな、おれにコーヒー淹れてくれ。この前、取り寄せしておいた高級コーヒー豆があっただろ」

『えー長官のために高級コーヒー豆使うの嫌だな・・・泥水でいい?』

「いいわけないだろ!?」

「いいわよ」

『了解!美味しく注ぐね!ちょっと待ってて長官!』

「いってらっしゃい」

「カリファ!?お前勝手な事言うなよ!くまが嬉々として泥水注ぎに言ったじゃねェか!」

「なにしてるんだ、騒がしい。」

「あ、ルッチ、助けてくれ!カリファとくまがタッグを組んで嫌がらせしてくるんだ。くまにコーヒーを頼んだら・・・」

「おれのくまにコーヒーを注がせようとしたのかこのクソ長官が」

「ルッチ!?!?」

「くまのコーヒーはおれだけのものだ!」

「あの、いや、ルッチ」

『長官おまたせー!』

「くま!」

『くまのスペシャルラブブレンド出来たよ!めしあがれ!』

「めしあがれってお前それ泥・・・」

「おれが飲もう」

『え、何でルッチ?』

「丁度喉が渇いていてな。丁度いい、お前の愛を飲み干してやる」

『あ、ちょルッチ、勝手に・・・』










(・・・なんだこれ)

(泥水ブレンド)

(・・・)

(愛はこもってるから、飲んでね)






[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ