海賊b
□CP9
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「おい、くま」
「セクハラです」
「え!?別にカリファ呼んだわけじゃないのに!?」
「存在がセクハラです」
「ふお!?」
『長官、何?』
「あ、ああ、くま」
『なんか用?私超忙しいからさっさと用件言ってよね』
「片手にアイス持って言うなよ。てか勤務中だぞ!」
『用件用件』
「・・・あ、用ってのはだな、おれにコーヒー淹れてくれ。この前、取り寄せしておいた高級コーヒー豆があっただろ」
『えー長官のために高級コーヒー豆使うの嫌だな・・・泥水でいい?』
「いいわけないだろ!?」
「いいわよ」
『了解!美味しく注ぐね!ちょっと待ってて長官!』
「いってらっしゃい」
「カリファ!?お前勝手な事言うなよ!くまが嬉々として泥水注ぎに言ったじゃねェか!」
「なにしてるんだ、騒がしい。」
「あ、ルッチ、助けてくれ!カリファとくまがタッグを組んで嫌がらせしてくるんだ。くまにコーヒーを頼んだら・・・」
「おれのくまにコーヒーを注がせようとしたのかこのクソ長官が」
「ルッチ!?!?」
「くまのコーヒーはおれだけのものだ!」
「あの、いや、ルッチ」
『長官おまたせー!』
「くま!」
『くまのスペシャルラブブレンド出来たよ!めしあがれ!』
「めしあがれってお前それ泥・・・」
「おれが飲もう」
『え、何でルッチ?』
「丁度喉が渇いていてな。丁度いい、お前の愛を飲み干してやる」
『あ、ちょルッチ、勝手に・・・』
(・・・なんだこれ)
(泥水ブレンド)
(・・・)
(愛はこもってるから、飲んでね)