MOON & NIGHT


□お遊戯(電車)
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宵夜side〜

ピンポーン…

「はぁい」
(朝から誰だろう…)
パタパタと僕は玄関に向かう…開けた瞬間、僕は今の状況を疑った
『よぅ。』
扉を開けた先に居たのは僕の彼氏の月【ゆえ】だった。
「どっどうしたの///?」
月が平日に僕の家に来ることは珍しい。

『同じ職場だし、一緒に行くのも悪くねぇだろ?』
「そうだね//♪あ、準備するから中で待ってて?」
『あぁ(ニヤリ)』
そう言って入れてしまったのが最初の間違いだった…

「コーヒーいる?」
『俺が淹れるから宵夜は着替えて来いよ。』
「?うん♪ありがと(ニコ)」

そう言って僕は自室へと向かった。

月side〜

ここまでは順調だな…

俺が今日、ここにわざわざ来た理由は二つ…

一つは俺の恋人である宵夜を見るため…

そしてもう一つは“あるモノ”を飲ませるため…

まぁ成功するだろうけど念には念を、だ。

俺はコーヒーに“あるモノ”を淹れるためにキッチンへと向かった…

よし。これで準備万端…あとはアイツがこれを飲めばOKだな。

宵夜side〜

スーツに着替えた僕は月の居るリビングまで向かった。

「終わったよ〜(ニコニコ)」

仕上げにこの童顔を隠すために眼鏡を掛ける。

『おぅ。コーヒー淹れたから飲め。
なんで眼鏡着けんだよ…(ボソッ)』
月が何か呟いたけどあえて流す。

「ありがとう♪ゴクッ…ゴクッ、プハッ〜
月が淹れるコーヒーって僕、好きだなぁ〜(ニコニコ)」

ん?月が笑いを堪えてる…僕、何か変なこと言った?

まぁ…いっか♪

「ね、そろそろ行かないと遅刻しちゃうよ?」
『ん?あぁ、じゃあ行くか。』
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