灰男

□恋する人
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「その子がほんっっと真面目で可愛くて物静かだけど明るくてっv」


目が違うよ。


恋をしてる目。凄く輝いてる。

いいなぁ、羨ましいです。



「そういうのが趣味なんですねぇ」

「うんっvvv」



元気よく返事をするラビがほんとに可愛くて。

単純でいい。些細な事で喜んだり、嫉妬したり。

恋してるって本当にいい。

生き生きしてるなー。



「ほんとに好きなんですねーw」



さっきから話しを聞いてると


その人のことを過大評価し過ぎてる…、


ああ、重症だ。ラビは。


好きで好きで堪らないって気持ちなんですねぇ。




「その人、完璧でさーっ。性格が。もぉー好き過ぎてヤヴァイ」


「完璧って…wほんと過大評価しすぎですよ」


「んーそうかもねvまあ好きだからv」



「まあそのせいで惚気ないで下さいね」


「とろろ〜んv」



「惚気る気マンマンかいっ!」
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