ラビアレ
□うちくる!?
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放課後俺はアレンとアレンの家に向かって帰っていた。
どうしよう。ドキドキしてアレンの顔が見てられない。どういう理由で誘ったかは解らないけどあの赤面からすると…
「着きましたよ」
変態なことを考えていたらアレンの家に着いたらしい。
「どうしましたか?」
俺の顔はきっと鼻の下伸ばした状態になっているだろう。考えていたことがバレ無いようにアレンの家、マンションを見上げた。
「いや、なんでもないさ」
「そうですか?何も無いのなら良かったです」
そう言ってアレンは部屋に向かっていった。
「なぁアレン。もしかして一人暮らしなんか?」
「え?はい、そうですよ?」
「今日俺を家に呼んだ理由聞いて良いか?」
理由次第では理性抑えきれない気がする…一人暮らしだと親の目とか気にしなくて良いからな。
「そ、それは…」
「それは…?(ゴクッ)」
「引越しの片づけが終わらないので、手伝ってもらおうかと…」
ガクッ…赤面しながら言った言葉は俺の期待に反した理由だった。
なんだったんさあの顔は!?変な想像しちゃったさ…
「まだ片付いてない部屋に人を上げるのは恥ずかしかったんですが、一人じゃなかなか終わりそうに無かったので…」
そうか…その恥ずかしさで赤面だったのか…
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