ラビアレ
□気持ち
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俺は今日からアレンの家に1週間住むことになった。
「あの…仕事分担しませんか?」
「分担?」
「はい。家事を二人で分担するんです」
「いいさよ」
「ラビは何をしますか?」
「ん〜じゃぁ掃除を俺がするさ」
「じゃぁ僕は炊事洗濯をしますね?」
アレンが炊事!ってことはこれから1週間アレンの手作りを食べられるんさね!
何かトランプ負けたのに勝った気分さ!
「どうかしましたかラビ?」
「え?っあ、なんでもないさ!」
「?」
アレンの手料理…楽しみさぁ〜
―その夜―
「あの…アレンさん?」
「どうかしましたか?」
今俺たちは晩御飯を食べている。
アレンの目前には山のような料理が並んでいた。すべて大盛りで…
「この量を一人で食うんか?」
「これでも足りないんですよ?」
「アレンの胃はブラックホールさ…」
「?」
昼のときといいアレンは良く食べる。これで華奢なんて嘘みたいさ…
「ご馳走さん。うまかったさ!」
「ほんとですか?ありがとうございます!」
アレンはとってもかわいく照れたように笑ってそう言った。
やば!かわいすぎて俺の息子が!
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