ラビアレ

□出会い
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「今日は転校生を紹介します。入って良いぞ」


 俺はこんな時期に転校生なんて珍しい。可愛い娘だと良いなぁ。なんて思いながらドアを見ていた。


 ドアを入ってきたのは、真っ白な髪にまだ幼さが残る顔の左目には星の模様が入った男だった。


 女じゃないことに少し残念に思ったが。ストライク!可愛い!まるで女の子みたいだ。男なのにまん丸な目。華奢な体。男にしておくのはもったいない!


「アレン・ウォーカーといいます。よろしくお願いします。」

「じゃぁウォーカー、空いてる席に座ってくれ」


 そう言われたアレンは空いてる席―“俺の隣の席”に座った。


 やば!近くで見るともっと可愛いさ!


「これからよろしくお願いします」


 声も男とは思えない高めの声をしている。
 声も可愛いなんて反則さぁ!


「あの…」

「あっ!ラビっす!ラビで良いから!」


 そういって俺はアレンの手をとってぶんぶん振った。


「えっ!あっ!うんっラビ!」


 困惑したような顔をしてアレンが俺の名前を呼んでくれた。他の皆も呼び捨てで呼んでくれるが、アレンに呼ばれると凄く嬉しい気持ちになった。






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