鹿

-ツンデレデザ−ト-
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『なっ!!』





ザバアアアアアアアア…





サスケはシャワ−の
蛇口をおもいっきり捻ると
あろうことかそれを
座り込んでいる俺にぶっかけた





『お前、なにすん、だよ…』





服も髪もびちゃびちゃ





『あ−あ、服濡れちゃったじゃねえか。
こりゃ二次会どころか
家にも帰れねえな。
泊まり決定だな。』←棒読み











こいつ業とぶっかけやがった





泊まり?





『なんでそ−なん、っ///』

俺がキツい目付きで
サスケを睨むと
サスケはふっと笑って
しゃがみ込んだ

ゆっくりと顔が
近づいて来て
首筋当たりに顔が埋まる

『まっ///』

クチュと音を立てたかと
思うと口が放れた





『…じゃあ、さっきの続きな。』





そう言って自分の上を脱いだ

『さっきって…うわ///』

急に服を捲り挙げられて
気が緩み後ろに倒れた



クチュ



『っ///ひゃ…ん、っ///』

温かい舌がゆっくりと
俺の突起を包むように転がす

髪の毛からぽたぽたと
雫が落ちて身体に沿うように伝う

それに対して俺の身体は
いちいち反応しやがる

服は俺の身体に
ひっついて気持ち悪い

しかも冷てえ…

『サス、ケ…めろ、』

吸い付いたり
舌でコロコロと転がしたり
俺の度感を徐々に奪っていく

『っあ、っ…ふぁ、』

『さっきも触ったのに
度感いいな。』

『くわ、えながら喋るな///』

片方は指で強く
もう片方は舌で優しく
無造作な動きが俺を乱す

反応が鈍くなったのを
解ると口を放して
下へと目線を落とした





大体





こうゆうのって
好きな奴同士
やるもんじゃねえのかよ





俺は腕に力を入れて
ぐっと上体を起こしあげた





そんで掠れる声で
サスケに言ってやった










『俺はっ、お前を好きになった
訳じゃない、からな///』










いくら顔いいからって

こんなことで
俺を落とせると思うなよ

ド変態野郎





『…』





その言葉に





サスケの動きが止まった





『っ、?』





俺が見上げると
自分の上着を持って立ち上がった










『…湯舟、沸かしといてあるから
ちゃんと浸かってから出てこいよ。』










は?





『それに、』





サスケは少し寂しそうな目で俺に言う















『服貸してやるから
風呂上がったら帰れ。』















それだけ言うと
バタンとドアを閉めて
風呂から出て行った









風呂に残された俺





んだよあいつ





人の事犯そうとしといてたくせに
意味解んねえし










ちゃぷん










俺は温められた浴槽の湯舟に
肩まで浸かっては膝を抱えた














『泊めてくれるんじゃ
なかったのかよ』















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