-空想世界、自己消去-
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-最果てから-の続き。

(サスケSide)

汚れてく

朽ちてゆく

大切に育て上げてきたこの気持ちは

この日、一瞬で崩れ落ちた





「ねえ、サスケ。」





薄暗い部屋にはもう馴れた

恐怖を感じさせる低い声も
心を見透す隙も見せない偽りの表情も

「んっーはッあ、っん、あああーッ」

ドプリ、

一週間、俺がこいつの言いなりになれば
"あいつ"には被害が及ばない、

そんなのはお安い御用だ

俺は喜んで身を差し出そう

勿論、最初は抵抗したが、
あいつ、ナルトがこんな外道に
汚されるくらいなら
身体くらいくれてやる

その膨らんだ気持ちは
日に日に大きく拡大するばかりでー…

そんな想いを掻き消すように
強い刺激はしつこく襲い掛かり
差し込まれた性器型に象った動作する棒を
ぎゅう、っと咥え混む後孔は
徐々に拡張していき俺の前立腺を責め続けた

それに反応し反り立った自身には
ローターを緩く固定され
ヴヴヴ、と小さな振動を興して先端を刺激し、
堪える事さえ許されない

果てても果てても終わらない快楽と恐怖

「まーたイっちゃったの?」

俺を緊縛し、玩具の様に好き勝手遊んでる
学校の教師でもあるははたけカカシは
悪戯な笑みを浮かべ
俺の髪掴んで顔を上に上げさせた

「今日は約束の最終日だから
サスケが満足するまで
付き合ってあげよーと思ったのに。
最初から玩具で
そんなイっちゃって大丈夫?」

くつくつ、喉を鳴らして
髪を掴んでる手に力が入れられて
快楽に溺れてるだなんて悟られたくなくて
必死で唇を噛み締めた

「ああ、そうだ。」

ヴヴヴヴヴ、機械音がループし
頭ん中を巡り巡って
カカシの声が遠退く感じがした

「…今日は最終日だから大サービスだよ。」

「ああ、ーッ…ん、…は」

…何がサービスなのか、ふざけんな、と
叫ぶ声は情けなくも喘ぎ声と吐息に変わり
薄暗い部屋に消えてゆく





「お前のだーいすきなナルトの前で
俺に犯されるのと
ナルトが俺に犯されてるとこ見るてるの
どっちがいい?」

「…ーッ!?」





拷問とも言える問いに
俺は目を見開いてそいつを見上げれば
満足そうに口角を上げて
満面の笑みを浮かべていて

「どっちがいいか選ばせてあげる。」

ね、この提供大サービスでしょ?と
付け加えた言葉は俺には届かず
思考回路はぐるぐると混乱に陥り
次第に闇に飲み込まれていった

「聞いてる?」

「…ふ、…ん、くっああ!!」

ぎゅうう、とローター付きの自身を捕まれ
亀頭に強い衝撃が振動した

「やぁ、ーッ」

「そんなに気持ちいからって
ローターとバイブに
夢中になってないでよ。」

容赦なく捕まれた肉棒は逃げる場などなく
カカシの手の中でびくびくと奮え、
気が吹っ飛びそうな程感覚が無くなりつつある

白濁が散らばった太股、
先程果てたのにも関わらず
ぐっぽりと性具を咥えた後孔ー…

全てをさらけ出してる下半身は
異常なまでに過激な刺激に襲われていて
抵抗も否定も許されず
羞恥などしてる暇さえ与えられない

ふざけんな、約束と違うじゃねェかと
怒鳴り散らそうと口を開くも
身体中を巡り巡る快楽に
ただただ溺れ喘ぐしか術は無かった




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